DSC-RX100M3 レビュー

デジカメ比較購入TOP > 高級コンデジ  > DSC-RX100M3レビュー
DSC-RX100M3レビュー

新商品体験会でソニーの高級防水デジカメDSC-RX100M3に触ってきたので、詳しくレビューしたいと思います。

ソニーDSC-RX100M3レビュー

RX100 M3は、ソニーの高級コンデジシリーズの最新モデル。コンパクトなボディに高性能を詰め込んでおり、気軽に持ち歩いて、綺麗な写真を撮影したい人に大人気のカメラです。

今回のモデルはシリーズ3代目となります。各世代の比較は次のとおり。

【ソニーRX100シリーズの比較】

  RX100 M3 RX100 M2 RX100
発売 2014/5 2013/7 2012/6
センサー 1.0型裏面照射型CMOSセンサー 1.0型裏面照射型CMOSセンサー 1.0型CMOSセンサー
画像処理エンジン BIONZ X BIONZ BIONZ
焦点距離 24-70mm 28-100mm 28-100mm
光学ズーム 2.9倍 3.5倍 3.5倍
F値 F1.8-2.8 F1.8-4.9 F1.8-4.9
最短撮影距離
(ワイド端/テレ端)
5cm/30cm 5cm/55cm 5cm/55cm
マルチインタフェースシュー - -
ファインダー 有機ELファインダー - -
モニター 180度チルト可動式液晶モニター チルト可動式液晶モニター 液晶モニター
WiFi/NFC -
寸法
(幅×高さ×奥行)
101.6×58.1×41mm 101.6×58.1×38.3mm 101.6×58.1×35.9mm
重量
(バッテリー、メモリースティックDuo含む)
290g 281g 240g
[スポンサーリンク]

M2と比べると次の点が向上しています。

■画像処理エンジンが、より高性能なBIONZ Xに
■焦点距離24mm〜の広角レンズを搭載。より広い画角で撮影できるようになった
■テレ端の最短撮影距離が55cm→30cmになった
■有機ELファインダーを搭載
■液晶モニタを180度回転させて自分の姿を確認しながら撮影できる


逆に性能ダウンしたのは次の点。

■光学ズームが3.5倍→2.9倍に
■マルチインタフェースシューを搭載していないので、外付けフラッシュなどを取り付けられない
■重量が9g重くなった


それでは詳しく見てみましょう。

この日の体験会では、3台のRX100 M3が用意されていました。そこそこ混んではいましたが、ちょっと待てばすぐに触れる感じ。でも、わざわざ見に来るだけあって、コアなファンとおぼしき人が多かったですね。中には持参したRX100 M2との比較写真を撮影する人もいました。

片手で軽々持てるほどコンパクト。重さはバッテリ、メモリカードを含めても290gしかありません。これなら、レンズ部分の出っ張りも少ないので、これならどこへでも気軽に持ち歩けます。

構えるとこんな感じ。やっぱり、小さいですね〜

液晶は3型/122.9万ドットのパネルを採用。すごく精細感が高いです。パネル自体はM2から変更無しとのこと。

液晶右の操作部分。

上面部。モード切替ダイヤルには、マニュアル/シャッター速度優先/露出優先/プログラム/シーン/パノラマなどのモードが用意されており、自由に切り替えることができます。

RX100 M3の最大の特徴は有機ELファインダーを搭載した点。これまでのRX100シリーズには装備されていませんでした。

やはり上級クラスのカメラなので、ファインダーを求めるユーザーの方が多かったのでしょうかね。しかし、コンデジにファインダーという発想がなかったので、担当者の方に「ファインダーがあるんですよ」と言われるまで、まったくファインダーの存在に気がつきませんでした・・・

ファインダーを使う場合には、左側面部にあるレバーを下にずらします。そうするとファンダーが飛び出してきます。

次にファインダーの手前部分を手前に引き出せば準備OKです。視度を調整することも可能です。

おもしろいのは、電源オフの状態でファインダーを引き出すと、自動的に電源がオンになります。

ファインダーが小さいですが、思ったよりも精細感があって綺麗に表示されました。屋外で覗いたら、もっと綺麗に表示されるんでしょうね。「なんとかファインダーを付けました」というおもちゃ的なものではなく、実際の撮影シーンでの使用に耐えられるレベルに仕上がっていると思います。さすがはソニー。

ファインダーを引き出した状態で前から見るとこんな感じ。

起動はすごく速いですね。電源をオンにしたらすぐに撮影できるので、即座に撮影した場合でもストレスは少ないと思います。

最短撮影距離はワイド端で5cm。テレ端側はM2の55cmからM3では30cmに改善されているのですが、ワイド端側は変化なし。これが1cmになれば、かなりうれしいんですけどね。至近距離で撮影することの多い人にはちょっと厳しいかもしれません。

液晶はチルト式の可動パネルを搭載。

180度回転できるので、液晶で確認しながら自分撮りすることも可能。中国などアジアでは自分撮りする女性が多いと聞きますから、そのあたりは意識したのかな。

RX100 M3には新たにNDフィルタが搭載されており、野外でF1.8で撮影する際に発生しがちな露出オーバーを軽減できるそうです。このフィルターを使えば、明るい環境でもスローシャッターが切れるとのこと。

RX100、RX100 M2も用意されていたので並べて撮影してみました。右から順にM3/M2/初代モデルです。M2とM3のボディはまったく同じ大きさで、レンズ部分の厚みのみが違うとのこと。重量はM3で約9g重くなっています。

RX100 M3に触ってみて、かなり買いたい欲求が高まりましたね。ほんどコンパクトなボディにこれだけの高性能を詰め込んだな、という感じ。ソニー技術陣の底力を見た気がします。

WiFi/NFCを搭載しているので、スマホとの連携もバッチリ。持ち歩いても苦にならない大きさ/重さなので、スマホのカメラでは物足りなくなった/もっと綺麗な写真をSNSにアップしたい、という人にもお勧めのカメラだと思います。

  撮像素子 有効
画素数
F値 光学
ズーム
重量
DSC-RX100M3
SONY サイバーショット DSC-RX100M3
1型 2010万 F1.8 2.9倍 290g

2014年5月30日発売

DSC-RX100M2
SONY サイバーショット DSC-RX100M2
1型 2020万 F1.8 3.6倍 281g

2013年7月15日発売

高級コンデジ特集!一目でわかる!高級モデルの比較/一覧はこちら
 
  • 防水デジカメ大特集
  • 高倍率ズーム(望遠)デジカメ特集
  • 高級コンデジ特集
  • 高級コンデジ特集
  • WiFi対応デジカメ特集
デジタル一眼レフカメラ比較購入ガイド
知ってますか?
ミラーレスカメラ
最近人気急上昇のミラーレスカメラについて知りたい方はこちら!
デジタル一眼レフカメラの購入に役立つ情報が満載です!!
Google


デジタルカメラ徹底比較購入ガイド